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2020年7月 6日 (月)

SNSは進化する

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人はひとつのことを毎日続けていると、それなりに進歩するようである。

以前、コロナ禍のなか、酒におぼれた生活にならないように、毎日お絵描きの名のもとに、カエルの絵を描き続けてINSTAGRAMに上げていると書いたが、いつの間にか百枚を超えていた。

始めた頃より上手くなったのかと問われれば、低く小さな声で、たぶんとしか答えられないけれども、1日も休まずに描いたことに対しては、自分を褒めてやりたいのである。

 

SNSの特長でタグ付けをしていると、同好の士が私の拙い絵をフォローしてくれる。

その数も日を追うごとに増えていき、それが励みになり、すぐに弱音を吐いて止めてはいけないなと、自分を律する糧となる。

その相乗効果が、精神の脆い私を支えているとさえ思う。

 

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しかしSNSとは不思議な世界である。

上手いか、下手か。堅苦しいか、面白いか。理解できるか、理解不能か。また見たいか、もう見たくないか。

その二つの選択肢でしかないのだから、フォローする側としては、何らストレスはない。

気に入らなければフォローしなければいいだけである。

 

実社会のような義理人情の世界は存在しない。

あくまでもライトな関係を保っていたいのである。

SNSでは他人とつながることを求めるけれども、深く結びつくことで現実的な関係になることは欲しない。

その深層心理が、SNS隆盛の原動力になっているのではないか。

 

こう書くとSNSに対して批判的な立場だと思われそうだが、そんなことはない。

INSTAGRAMではカエルの絵というのをキーワードに、イタリアのパンクロッカー、フランスのイラストレータ、ロシアのマトリョーシカ作家、ナチュラリスト、写真家、カエルマニア等々、自分でも想像していない実世界では会うことがない人たちが、柔らかく繋がっている。

それが新鮮な驚きであり、興味深いのである。

交通網の発達で世界が狭くなったと言われていたのは昨日までのこと。

現在はSNSの進化が、世界を緩やかに結び付けている。

ボブ・ディランではないが、人間が想像する以上に世界は変わっていく。

 

(店主YUZOO

 

 

 

7月 6, 2020 店主のつぶやき |

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