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2020年2月16日 (日)

草臥れオヤジの疾走記 ~赤羽ハーフマラソン(上)

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119日、真冬とは思えない小春日和の赤羽。

荒川河川敷で開催される赤羽ハーフマラソンに参加した。

新年早々にマラソン大会に参加するとは、どれだけ殊勝な心持なのか、現代風に言うのならば意識高い系なのかと、訝しがる方が多いと思うが、それは本意ではない。

 

 

場所は千ベロの聖地、赤羽である。

昼から酒を煽っても、文句ひとつ言われない、酔漢たちの桃源郷である。

新年、マラソンで清々しい汗をかいたあとに、安酒と焼きトンに溺れようという目論見で、早々に応募したのである。

不健康なことを愉しむためには、健康な身体でなければならないと言ったのは、忌野清志郎だろうか。

つまり安酒に溺れるにしても、それなりの体力がないと美しく酒の水面に沈むことができない。

 

 

この企画に賛同して集まった仲間は、マラソン歴10年以上の強者のふたり。

酒の量もさることながら、新年早々に自己ベストを狙うことにも主眼を置いて、会場に到着するやストレッチを始めている。

やはりアスリートなる者、大会会場は主戦場と思わなければ、好タイムは望めない。軽やかにジョギングを繰り返すふたりを見て、安酒と焼きトンばかり思い浮かべていたことに反省しつつも、頭のなかで焼きトンの煙が消えていかず、グランドに座り込んでボケっとしている。

愚者は微動だにしない。微動だにしないから愚者である。

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1130Dグループがスタート。

このDグループについて説明すると、赤羽ハーフマラソンは日本陸連公認なのでウェーブスタートを採用している。

ウェーブスタートとは自己ベストが早いランナーが最初に出走したあと、タイム合わせて順番に4回に分けてスタートする方式。

遅いランナーが早いランナーの行く手の妨げにならないように、またスタート時の混乱で転倒や怪我などを防ぐのが主な理由なのだが、実力主義に基づいた分類でもある。

健康診断でマラソンを始めたのでしょうから、無理をして怪我をしたら元も子もないですよ、というような扱いが、最終スタートのDグループの立ち位置。

陸連公認大会だから出場しただけでも名誉じゃないの、というのが本音かもしれない。

 

 

前日に長雨が降ったせいか、所々に水たまりもあることを除けば、全体的にフラットで走りやすいコース。われらがオマメ組でもスタート時は、アスリート並みに飛ばしていく。

我先にと先を争う様子は、バーゲン会場を目指して疾走するご婦人方のようだ。

もしくは破壊を繰り返すゴジラの魔の手から逃れようと、死に物狂いで駆け出す市民のよう。

 

さすがにハーフマラソン出場が4回目ともなると、このあたりは私も心得ていて、無理に争いに巻き込まれないようにコース取りをして、全体的に落ち着き始める2キロ付近まで、辛抱強く待つ。

ハーフマラソンといえども、それなりの長距離。

まずは自分なりのペースを掴むことが肝心である。

 

(店主YUZOO )

 

 

 

 

 

2月 16, 2020 店主のつぶやき |

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