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2019年5月31日 (金)

悠久なるロシアの大地が呼んでいる

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いよいよ今日からロシアに旅立つ。

周知の通り、マトリョーシカや民芸品の買付にいくのだが、今回はいつもとは少しばかり意気込みがちがう。

今まで敬遠してきたものも積極的に買い付けてみようと、黒毛和牛のように鼻息も荒く、まったく新しい旅程を組んでみた。


名前の知らないマトリョーシカ作家。隠れた工芸品、忘れられた逸品。

これら新しいものに出会うべく、モスクワに留まらず、あの町この町へと、風の吹くまま気の向くまま、悠久なるロシアの大地を駆け抜けようと思う次第である。


こんなにも熱い気持ちになるのは、お客様の喜ぶ顔が見たいからというのを理由にするのは、ちょっと気障だろうか。

何せ、7月末に恒例の阪急うめだ本店で開催される「マトリョーシカ祭り」が控えている。


年に一度のマトリョーシカの祭典。

柳宗悦のように民藝に目が肥えた、納得したものにしか財布の紐を緩めない関西のお客様に、これは初めてお目にかかるわいと、目を細くさせて言わせたい。

その一途な思いが、気障な台詞を吐かせるのである。

一途な思いは、儚い恋愛に似ている。

思い詰めたら盲目である。


というわけで、遠くモスクワの空へと旅立ちます。

あゝ、何度目のフライトになるのだろう。




(店主YUZOO 

5月 31, 2019 海外仕入れ店主のつぶやき |

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