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2017年8月29日 (火)

第5話 ロシア買付日記




今日はモスクワ中心部を巡る旅。
モスクワの竹下通りと謳われている新アルバート通りや文具や本の問屋を回る予定。
新アルバート通りは観光客を相手にしているせいか、マクドナルドやハードロックカフェ、スターバックスなどが軒を並べていて、ロシア的な旅情を求めるには、気分が削がれる。日本各地にある○○銀座の様相を帯びているのである。
何処の都市でも外資系企業が進出して、金儲けに血眼になっているようで、これでは国名が異なるだけで、行く店はみな同じ。異国情緒などあったものではない。
やれやれ。





ただお土産屋には様々な工芸品が並ぶため、買付人としては、市場価格や新しい作家を見つけるのに、最良のカタログになる。
近くにはモスクワ最大の本屋「本の家」があるし、いろいろな刺激をもらえる場所ではある。
「本の家」はウィンドー・ディスプレイが本屋の概念を越えており、剥製の熊がカゴを背負っている「マーシャと熊」を模したものがあった。日本でいえば、紀ノ国屋書店か三省堂書店のガラスケースに2mの熊が鎮座していると想像してもらいたい。




そしてウィンドーショッピングをひと通り終えると、次は腹ごしらえ。
まずはロシアのファミリーレストラン的な「Му-Му」。
読み方はマイマイではなく、ムゥムゥと読む。牛の鳴き声が店の名前の由来。ビフェ方式なので、目の前にある料理を好きに選ぶことができて、値段もリーズナブル。
サイズを表す簡単なロシア語で、十分に腹を満たすことができる。
前は新アルバート通りの真ん中辺りにあったけど、アルバートスカヤ駅近くにも、もう一軒できていて、店前で牛が客引きしていた。





マクドナルドもダンキンドーナツも、英語表記でなくキリル文字で、ロシアで商売する以上、ロシア語表記にしろと圧力がかかったのか気になるところ。ソビエト崩壊後、マクドナルド1号店が、この新アルバート通りの店だったはず。
はずと書くあたりが、記憶に自信のない表れであるが、ただ20年以上も前の話題である。
果てしなく続く行列をこぞってメディアが報道していたのを、誰もが記憶の片隅にあるだろう。
ペレストロイカは遠くになりにけり。
ちなみに写真は平和大通り駅のマクドナルド。




文具と本の問屋街では、きのこ型の板に糸を通すだけのシンプルなオモチャを見つけた。
ほとんど日本では見られなくなった懐かしいオモチャである。
こういうものに出会うと、私の細い目がさらに細くなり、自然と目尻が下がる。
どんなオモチャなのかは、8月に店頭に並ぶまで、楽しみに待っていてください。
他にも、ロシア版大人の塗り絵やカレンダーも買付ました。

(店主・YUZOO )

8月 29, 2017 店主のつぶやき, 海外仕入れ |

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