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2015年8月 5日 (水)

買付おやぢはセミョーノフをめざす(6)

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さてグジェリの買付であるが、

自分なりのテーマを決めておかずに、

目を留めた可愛いもの、風変わりなものなどを

手当たり次第に買い求めると、とんでもないことになる。

 

というのも食器や置物だけでなく、グジェリには

陶器でつくれそうなものは何でもある。

時計、サモワール、ランプシェイド、シャンデリア……。

以前は電話機を見たことさえある。

また精巧につくられたものは避けないと、

苦難の末に日本に持ち帰ったとしても、

持ち帰ったのは砕け散った思い出だけになりかねない。

 

そこで今回は、動物の置物に狙いを定めた。

どんなにコブロフさんとチェリパシカ氏が

時計を勧めてきても、半額まで値引きしてくれても、

置時計だけは買わない。

絶対に買わない。

未だに砕け散った思い出が、

心のなかで時を刻んでいると思うと、

やり場のない悲哀と虚脱感に襲われるからである。

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コブロフさんは、あらかじめ数箇所、

グジェリで良い製品を販売しているところを選んでくれていて、

まずは元国営工場だった老舗ともいえるお店へ。

説明によると、この工場はグジェリでは一番古く、

多くの名工を輩出している町の顔役ともいえるところ。

グジェリ見学ツアーがあれば(まず存在しないと思うけど)

必ずや立ち寄るべき工場で、

グジェリ陶器の歴史と名品を展示する博物館を併設していて、

ここを訪れればグジェリについてのウンチクは

労せずして得ることができる。

 

今回は二度目の訪問となるので、博物館見学はパス。

早速、直売所の扉をくぐる。

 

※今回もグジェリには関係ない写真。

 最初の写真はネコの彫刻です。

 建物から落ちそうなわけではないので、ご安心を(笑)

 

(店主YUZOO)

 

8月 5, 2015 海外仕入れ |

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