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2013年10月15日 (火)

チェブラーシカにおける種の分類について

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先回に引き続いてチェブラーシカ・コレクションの話。

 

チェブラーシカが

ロシアの国民的人気キャラクターなのは、

古今東西の誰もが認めるところ。

それゆえにソビエト時代、ポストカードやバッチなど

デザインに使われることが多かった。

 

また国内での著作権については無いに等しかったのか、

この時代には様々な

チェブラーシカがつくられていたようだ。

それが顕著に表れているのが、バッチの類。

 

上の写真のオレンジ色のチェブラーシカは

私の一番のお気に入りだが、

眠たげな瞳とボサボサの頭は、

映画の第一話の雰囲気をよくとらえているものの、

耳が象のようで、さらにヘンな生き物として

進化を遂げているのがわかる。

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次の三つのバッチも然り。

それぞれ独自の成長を遂げていて、

足が短く胴が伸びたり、

眉間に仏陀のような有難いホクロがあったりと、

チェブラーシカが単体生物ではなく、

かなりの数の亜種が存在することがわかる。

どれも希少種には間違いないのだが。

 

 

古物が好き、どこかヘンテコなものに魅せられるのが

心情の私にとっては、

まるでチェブラーシカの似顔絵コンクールと化した、

これらのものを見つけると、

ついつい自分へのご褒美と称して

買い求めてしまうのである。

 

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それを思うと3枚目の写真の面白くないことよ。

日本のご当地チェブ・ストラップのように

可愛さばかり強調されて、

制作側のチェブラーシカへの思いが伝わってこない。

 

ロシアならではの大らかさが消え、

欧米的な売れ筋こそが美徳という

価値観に毒されているようで、誠に残念である。

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相棒のゲーナも、心がバイカル湖のように広く、

誰にでも優しい性格が、この頃のバッチからは

感じられると言い切ったところで、

あながち的外れではないと思うのだが。

  

私だけか。

 

(店主YUZOO)

10月 15, 2013 店主のつぶやき |

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