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2012年5月28日 (月)

ロシア語を学んでいるけれども(2)

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先回、ロシア語を学び始めたことを書いたけれども、

今回はその続き。

ロシア語の勉強といっても近くにロシア人がいるわけでもなく、

早々ロシアへ旅する予定もないので、

もっぱら初心者向けのテキストを何冊か手に入れて、

パラパラと眺めている。

 

外国語一般として言えるのは、ことわざや慣用句の着眼点が、

その民族ならではの言い回しで、思わずニヤリとしてしまうこと。

 

あの忌まわしい受験勉強ときに覚えた、

「零れたミルクは戻らない⇒覆水盆に帰らず」

「走らずに歩け⇒急がば回れ」。

今では記憶の彼方で星屑となって、

英語で何と言ったのかすら覚えていない。

 

そのロシア版というべきもの。

 

ロシアで親しみのある動物といえば熊。

世界中の誰よりも熊を溺愛しているといっても過言でないくらい

熊にまつわる言い回しが多くある。

 

いろいろと拾い集めたのでいくつかを紹介。

 

он настоящий медведь

(彼は本物の熊だ。⇒ 彼は本当にぶきっちょだ)

медвежья  услуга

(熊の親切 ⇒ よけいなお世話)

 

ロシア人にとって熊は、図体ばかりでかくて

うすのろな動物というイメージらしい。

さすが熊から猫までサーカスで芸を仕込んでしまう民族。

熊の不器用さには、ほとほと参っているのかもしれない。

 

Медведь не умывается,

да здоров Живёт

(熊は顔を洗わないのに丈夫に生きている)

 

上記は、不潔とか臭いとかなじられたときに言い返す言葉。

この開き直りの文句は、只者ではない。

日本でこんなことを言ったら、百年の恋も冷めてしまうどころか、

音信不通になることは間違いなしである。

そんなこと言う前に風呂に入れよと、思わずきつ~い裏拳を。

 

мне медведь на ухо наступил

(熊が私の耳を踏んづけた)

 

こちらは日本的な説明をすると、

上司にカラオケのデュエットを強要されたときに、

すんなりと断る言い回し。

私は歌が下手だという意味になるらしい。

今度日本語で言ってみても面白いかも。

 

こういうのを見つけては独りニヤニヤしているばかりで、

本当はロシア語の格変化や単語のひとつでも

覚えればいいのに、慣用句に眼を奪われて

今ひとつ頭に入らない。

 

落ちこぼれ生徒になる日は近い。

(店主YUZO)

5月 28, 2012 ロシア語 |

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