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2011年10月12日 (水)

ロシアより帰国しました

Photo  

10月6日、無事にロシアより帰国した。

今回も様々な出会いや新しい発見があったが、

最大の驚きはアエロフロート航空が、

劇的にサービスが向上したことに尽きるかもしれない。

 

最初にロシアに仕入れに行ったときに利用したのが当航空会社で、

そのときの苦い経験がトラウマのように脳裏に焼きついている。

リクライニングのボタンは破壊されて90度の垂直のまま。

機内放送、映画の上映は機材の不良という名のもとに無し。

さらに私の座席の室内灯は付かず真っ黒く照らすだけ。

そして不機嫌な顔が板についている添乗員。

 

さらに追い討ちをかけるような出来事として、

あまりの機内の退屈さにロシア人のオヤジ団体が、

ウォッカを飲み始め、陽気に騒ぎ出したかと思ったら、

乱気流に入り込んだとたん気分が悪くなり、

今度はそこいらで吐き出す始末。

耐え難い臭気と孤独感に責められた10時間のフライトだった。

ここまでの経験がなくとも、

過去に利用された経験があれば、そうだった、そうだったと

その定評あるサービスの悪さに肯くにちがない。

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それがある。

今回も10時間の孤独と忍耐のフライトを予想して、

屠殺場にむかう牛の心境、半ば諦めの境地で搭乗したのが、

座席前には上記写真のようにモニターがあり、

ゲームや映画を楽しめるようになっている。

 

そして機内食の質、添乗員の迅速な応対など

機内サービスも数段上がっている。

 

ここまで劇的に変化を遂げたことについては、

アエロフロート航空も誇りと考えているようで、

機内誌「オーロラ」で、

サービス向上した会社として3位に入賞したことを、

巻頭に記事を載せているのが、少し微笑ましい。

 

この劇的な変化について、わが友チェリパシカ氏は、

「おかげで運賃が1.5倍ぐらいに跳ね上がったけどね。

もし昔のアエロフロート的なサービスを懐かしむなら、

ロシア国内線に乗れば再会できるよ」

と冷静にコメント。

 

国際線という

世界の航空会社としのぎを削らなければならない市場で

昔のようなサービスでは生き残ることはできないと判断しての

全社一丸となっての改革だったと思う。

 

ただチェリパシカ氏が指摘するように、

サービスの悪かったことが、逆に強烈な印象を植えつけて

思い出になることだってありうる。

 

快適な旅だけが旅ではない。

 

旅にはトラブルやハプニングがつきものである。

それが旅の面白さといえなくもないが。

(店主YUZO)

10月 12, 2011 海外仕入れ |

コメント

お帰りなさい~
アエロフロートのサービスは非常に悪いとは聞いていたけれど、過去、そんな出来事があったとは!!
しかし今回は快適な空の旅だったようでよかったです!!
またリハしようね~

投稿: スコットランド遠藤 | 2011/10/13 1:00:06

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