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2011年10月29日 (土)

ムームーはロシアの胃袋

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先回に引き続き、ロシアのファーストフード店の紹介。

「Му-Му」と 書いて「ムームー」と読むが、

ついついマイマイと読んでしまうのもご愛嬌。

まず店頭にある大きな牛の凛とした存在にまず度肝を抜かれる。

しかしこの牛は旅行ガイドで必ず取り上げられるせいか、

観光客と一緒に記念写真に収まってしまうほどの人気者。

 

そういう私も最初のロシア旅行の際、

この牛の前でピースサインをして写真を撮った

消し去りたい恥ずかしい過去がある。

 

店内には様々なメインディッシュ、飲み物、スープ、

小鉢、サラダ、デザート、アルコールなどが

並んでいて好きな物を選んでトレイに乗せていくビュッフェ方式。

とにかく料理の多さには圧倒される。

 

ロシア語が読めなくても目の前にあるものを選ぶだけだから、

適当にオーダーした後、どんな料理が出てくるのだろう

という海外ならではのスリルと不安感はない。

その安心感から旅行者も多く利用するのだろう。

ただサイズや量を聞かれる場合があるので、

多少の会話は必要となるが。

 

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こちらは私が選んだ料理。

食器類がすべて牛模様なのもご愛嬌。

 

奥のさらに盛られている茶色いものは、お米ではなく蕎麦の実。

ロシアでは蕎麦を麺にして食べずに、茹でて食べる。

そのお味はというと、雑穀米から理性が無くなった味とでも言おうか、

漢字を度忘れした時のような

「口元まで出掛かっているのに!」と苛立ちを感じさせる味。

 

壷の中身は秋が旬の茸のスープ。

これはクリーミーなソースにきのこの風味が溶け込んでいて、

口にすると舞茸のような香りが、すうっと鼻先をくすぐる。

 

さすがスープと茸の国ロシア!

美味しいものを口にしたときの至福を十分に満喫できた。

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こちらはチェリパシカ氏の選んだ料理。

 

ニシンの塩焼きがどんと乗った皿を見るかぎり、

あと味噌汁と漬物があれば日本食と変わらない感じだが、

ここで注目してもらいたのは、コッペパンのような卵型のもの。

何を隠そう、これがピロシキである。

中にはそれぞれキャベツを茹でたもの、魚のすり身、肉など

様々な食材が入っていて、好みの食材をオーダーする。

 

日本では揚げパンのイメージが定着してしまっているが、

揚げたパンは中央アジア辺りで食べられているもので、

そのパンは街角にあるスタンド形式の店で

山積みして売っている。

 

一度それをチェリパシカ氏が買ってきたので、

少しだけ食べさせてもらったが、こってりと脂ぎっていて、

自分とは相性が悪く、高校のときの日本史の先生を彷彿させる

胃もたれする味だった。

 

「Му-Му」は、ついついあれもこれもと選んでしまうせいか、

気がつくとかなり予算がオーバーするのが悩みのタネ。

一人当たり2000~2500円になってしまうのだ。

 

マトリョーシカ何個分を食べてしまった?

やれやれ。

(店主YUZO)

10月 29, 2011 海外仕入れ |

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