酒井陸三著「ロシアン・ジョーク」
先回に続いて本の紹介を![]()
ロシア人は寡黙にウォッカをがぶ飲みし、
物価の高さ嘆いたり、陰鬱な話をするのではと
よくお客様に訊かれるのだが、
私が出会ったロシア人を見ている限り、そんなことはないです![]()
相手が日本語しか話せないことなど、まったく気にもせずに、
明石家さんまのように途切れなく話し、自分で大うけして、
ウォッカをがぶ飲みするのが私のロシア人のイメージ。
仕事の愚痴ばかりで、旨くもない酒を飲んでいる日本人より陽気で、
言葉がわからなくても愉しい。
そしてテーブル・ジョークが、日本人より断然に上手い。
この本は、そんな陽気なロシア人気質をまとめたもの。
とくに政治に関するネタは、
真打ちの落語家の枕を聞いているようで、
思わず膝をポンポンと叩いてしまうほど![]()
ここで知り合いのロシア人から聞いたテーブル・ジョークをひとつ![]()
年老いた男が大統領に向かって訊いた。
「人間と犬のもっとも違うところは、何でしようか
」
「そんなこともわからんのか![]()
人間は2本足で歩き、犬は4本足で歩くということだ。覚えておけ
」
と大統領は青筋を立てて怒鳴った。
すると男は冷ややかに答えた。
「それは大統領、表面的なことでしょう。
人間は世の中のことを何もわかってはいないくせに、よく世界について話す。
犬は世の中について熟知しているが、残念ながら吼えることしかできないでしよう」
・・・・奥が深い
お後がよろしいようで。
(店主YUZO)
3月 16, 2010 店主のつぶやき | Permalink

コメント