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2010年1月20日 (水)

ロシア料理の真髄は?

店頭に立っていると

ロシアの食事はどうですか、どんな料理がありますかと、

よく訊かれる。 

まだロシア歴2年の私が、

大ロシアの料理を語るのはおこがましいが、

はっきりと言えるのは、日本人の味覚からすると塩っぱいし、

寒冷地のためか脂肪分が多いので、

何日か経つと下っ腹がどんよりと重くなる。

そのせいか、少しでも淡白であっさりしたもの、

胃に重くならないものを選んで食べていた。

ただ今回は違った。

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それはホテルの近くにあるレストラン、

その名も「タベルナ」での体験のせいである。

「タベルナ」は高級ではない。

日本的に言えば、仕事帰りによる小料理屋みたいな店である。

「タベルナ」に立ち寄った日のモスクワは日中10度、

夕方は突風が吹き荒れて、体感温度は0度以下の悪天候であった。

こんな日は、すぐに体が温まるものを胃に入れたくなる。

私は慣例として仕事終わりの生ビール。

たかなしさんとカメさんは、スープを頼んだ。

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習慣とはいえ生ビールで、さらに体が冷えた私を横目に、

二人は上気した顔で、ホクホクとスープを楽しんでいる。

たかなしさんはサリヤンカ、カメさんはボルシチ。

人は美味しい物を口にすると、言葉がなくなり、笑顔だけが残る。

「美味しい?」

「・・・・・」

「美味しそうだね」

「・・・・・」

スープをすすることに没頭しているカメさんに頼み込んで、

一口ボルシチを飲んでみた。

○!△!*!@!!

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肉からも野菜からも旨味が溶け出し、

お互いが複雑に交じり合い奥深い味に。

それでいながら気取らない家庭料理の親しみやすさがある。

すぐに私は自分の分を、大食漢のカメさんは2杯目を注文する。

知り合いのロシア人にきいたところによると、

ロシアには基本となるスープベースが30種あり、

それぞれ地方によって具の内容がかわり、

レストランや家庭によって味付けが変わるというのである。

そこまで多様化し細分化されたスープをすべて制覇するのは、

シベリアで生きたマンモスを捕らえるぐらいに難しい。

その事実に驚愕した私は、

レストランに入るたびにスープを頼むのが日常になった。

ただ「タベルナ」の味を越える店は、

なかなか見つからなかったというのが今回の感想。

やはり寒い夜にはスープにかぎる。

(つづく)

1月 20, 2010 海外仕入れ | | コメント (0)

2010年1月19日 (火)

かなり遅い御挨拶ですが・・・

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新年、明けましておめでとうございます

・・・って、だいぶ遅い御挨拶で申し訳ありません

(年賀状までいただいていたのに)

筆不精なため、なかなか更新できず申し訳ありません

今年は心機一転、生まれ変わった気持ちでがんばります

もちろんロシア仕入れも、未だ見ぬマトリョーシカ作家に巡り合えるよう、

また「木の香」ならではの企画も合わせて考えていきたいと思います。

日本の古き良き木工芸も、いろいろと紹介したいですし。

5月で5年目に入る「木の香」を、

今年もよろしくお願いします

(店主YUZO)

1月 19, 2010 店主のつぶやき | | コメント (0)