ロシアのスーパーマーケット事情(1)
今日はロシアのスーパーマーケットの話。
ロシア語でも「Супермаркет」と書き、
ほぼ同じ発音なので、何となく嬉しい。
その国が豊かか調べるには、
スーパーマーケットで食材を見ればわかると言われるだけに、
とても興味深い場所であり、外食が続くとお財布に響く身には、
倹約するのに、とても頼りになる場所でもある。
物価は日本とほとんど変わらないのだが、
まず驚かされるのは乳製品の豊富さ。
牛乳、チーズ、バター、ヨーグルト、ケフィアなど、
店の置くまで伸びる棚は壮観で、
牛乳ひとつ選ぶにも、いろいろ迷ってしまうほど。
日本では馴染みのないケフィアは、
ヨーグルトドリンクのようなもので、
1%,3%,5%と濃度表示があるが、
濃ければ良いといえものではない。
濃いものは、固まりきらないヨーグルトといった食感で、
どろどろしていて、とにかく酸っぱい。
プレーンタイプと砂糖入りのタイプがあるけれども、
酸味に敏感人には砂糖入り1%がお勧めかも。
私は「甘いものなど飲めるかい!」と
粋がってプレーンタイプ7%に手を出したが、
ぜんぶ飲み切れず、
冷蔵庫に入れたところ冷やしすぎて凍らしてしまい、
分離した乳清が胃酸を超えた酸っぱさに変化させてしまった経験の持ち主です。
封を開けたら、ケフィアは残さず飲みましょう。
メーカーは現在、
日本でも整腸作用でPRしているダノンが幅を利かせているが、
個人的には、おばあちゃん印のロシアのメーカーが好き。
ロシアの堅気なおばあちゃんが、
親身になって牛の世話をしながら育てているのを想像して、
ついこちらを買ってしまう。
カメさんの話によると、
ロシアは寒冷地ゆえ野菜不足になりがち。
そのため乳製品で腸内環境を整えているのだとか。
あながちダノンの「まずは一週間から」というPRも嘘ではない。
そう言われて野菜売場を見ると、スペースも狭く淋しいかぎり。
日本では出荷でハネられてしまうようなジャガイモやニンジン、
色の悪い緑黄色野菜が並んでいる。
これらを食するのならば、ロシア滞在期間中の健康は、
おばあちゃんの乳製品に託しますと、
一言告げて買ってしまうのである。

(つづく)

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