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2009年6月 8日 (月)

マトリョーシカの聖地(1)

マトリョーシカ工場では製作現場を見学したあと、

絵付けをするのだが、その話は特別に面白くないので割愛して、

おもちゃ博物館へ。

おもちゃ博物館は、レトロなマトリョーシカが展示されているのと、

原型になった箱根の入れ子人形もあるということで、

その筋では有名な博物館。

マトリョーシカ・コレクターならば一度は訪れたい聖地といったところ。

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聖地とは言うものの建物は赤レンガの小さなもので、

受付には童話で描かれるような可愛らしいおばあさんが、

ちょこんと座っている。

私たちが日本から来たとわかると

「わざわざ日本から来てくれたの!」と手放しで迎えてくれる。

とてもアットホームな雰囲気。

1階は最近のロシアのおもちゃを展示してあり、

木でつくられているとはいえ、工業製品らしくきっちりとつくられていて、

あまり心がときめかない。

お目当てのレトロなマトリョーシカは2階にあるらしい。

逸る気持ちを抑えられず、早々に階段を駆け上がる。

最初の展示室の入ってすぐのガラスケースに、

あの本で見たマトリョーシカが!

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ニワトリを抱えたお母さんに、7人の子供たちの計8個型。

大事にニワトリを扱うお母さんに、

母親に代わって買い物に行く長女、

指しゃぶりがやめられない末っ子まで、

ロシアの農村生活がいきいきと描かれている。

19世紀末つくられたというのに状態も良好で、

素朴な雰囲気と年代を経た色合いが実に良い。

マトリョーシカ作家が、

必ず一度はこのデザインでつくりたくなるのも納得する。

たかなしさんと私、しばらく無言。

いいねぇ。和むねぇ。

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(つづく)

6月 8, 2009 海外仕入れ |

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