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2009年5月28日 (木)

念願のマトリョーシカ工場見学①

いよいよ、念願のマトリョーシカ工場見学である。

絵付けをしているのは前回見たけれども、素材を削りだすのを見たことはない。

寸法がバラバラにつくられている事実が、

きっちりと測って物をつくる国で生まれた私には、信じ難いのである。

いくらナルマイナ(問題ない!)が口癖のロシア人でも、

図面もあれば、専用の冶具もあるでしょう。

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工場はセルギエフ・パッサードの外れにあって、少し寂れた感じ。

ソビエト時代から操業していたのか敷地は広いが、

人影はなくも崩れたレンガも放置されたまま。

植え込みに手が入った様子もなく、廃工場の雰囲気さえ感じる。

「ちょっと淋しい工場ですね」と私が言うと、ニコライさんは困惑した顔で、

「いろいろ探したのですが、見学できるマトリョーシカ工場は少ないんです。

個人でつくっている人が多いみたいで」

工場内の待合室に通されると、

そこには目映いばかりのマトリョーシカの山々・・・・。

という期待に反し、無造作に積まれた書類とツギハギだらけの応接セット。

「この工場、ちゃんと操業しているのですかね」

15分ほど経ったのに担当者は現れず、さらに気持ちを不安にさせる。

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あまりにも待たせるのでニコライさんも痺れを切らし、

最初に応対したおばさんに文句を言いに、部屋を出て行ってしまった。

さらに15分。カップ麺ならば10杯出来上がるところ、

先ほどのおばさんとニコライさんが戻ってきて、ようやく工場見学が始まった。

(つづく)

5月 28, 2009 海外仕入れ |

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